アルケミー個人セッションで最初に行うのは、エンティティとの契約を完全に終わらせることです。
エンティティとは
エンティティは本来「存在」という意味ですが、ここでは「目に見えない存在」という意味で使います。
わたしたち人間よりもはるかに多くの数が存在していて、その中で地球にとって、人間にとって影響を与える役割を担っているものたちは3種類に分けられます。
・良い人の役
良い人役のエンティティは、癒しや浄化、ご縁をつないでくれたりと本来の自分で生きられるように手助けしてくれる存在です。
神様系・天使系などが有名ですが、どこかでご縁がうまれた宇宙存在があなたが大好きだからとサポートしてくれたりもするので、広いジャンルで呼ぶことができます。
・悪い人の役
悪い人役は悪魔系・妖怪系が有名です。上手く物事が進まなくなるように邪魔をしてきます。
こちらも有名どころだけでなく、虫のような姿だったりロボットみたいだったりとさまざまな存在がいます。
・どちらでもない
どちらにも属さないエンティティは、中立の立場です。
状況次第で良い役・悪役のどちらかになる可能性もありますが、中立でいる限り害はありません。
アルケミーセッションでは悪役エンティティとの契約を完了する
アルケミー個人セッションでのエンティティとの契約完了は、3種類の中の悪役に属するエンティティとの契約のことです。
そもそも契約は分離の楽しみ方なので、統合の存在の良い人役エンティティは契約をしないんです。
そして契約を完了させる範囲は「個人の未完のストーリー」にくっついているものと、体全体にくっついている悪役エンティティの契約です。
悪役さんと契約を交わすというと、こちら側が一方的に相手の言いなりになるイメージが湧くかもしれません。
しかし、スマホやクレジットカードの契約でもそうですが自分に必要だったりメリットがないとサインはしないですよね。
悪役エンティティとの契約も同じです。
わたしたちにとってメリットがあるから契約します。
彼らと契約するメリット
未完のストーリーがある場合、必ず痛い感情が残っています。
悲しい、寂しい、苦しい、怒り、怖い、罪悪感などの重たい気持ちです。
未完のストーリーについて、詳しくはこちらをご覧ください
2.個人のストーリーの完了
痛い感情を感じる時はもやもやして全然楽しくない。
できればこんな気持ち味わいたくない。
気持ちが沈んでいると、心も体も弱くなります。
弱ると隙が生まれて、その隙をついて悪役さんが侵入してきます。
そして、「楽にしてやるから」と契約を提案されます。
彼らがわたしたちに与えてくれるメリットとは、辛い感情を感じなくてすむように忘れさせてくれることです。
悪役エンティティ側にもたらされるメリット
じゃあ、悪役さん側のメリットはなんでしょう。
それはわたしたちが感じる感情をエネルギー源にできるからです。
エンティティは肉体がないので食べ物からエネルギーを摂取することはせず、その代わりに感情から生まれるエネルギーを欲しがります。
悪役エンティティのエネルギー源は、負の感情です。
辛いから見たくなくて忘れさせてもらった気持ちは、実は無くなったわけではなく見ないように蓋をしただけ。
ということは、契約をしてその人の中に居続けるかぎりずっとご飯にありつけるというわけです。
ちなみに、良い人役エンティティのエネルギー源は幸福感です。
たとえば、天使さんに浄化をお願いしたとします。
浄化をしてもらうと、気持ちや体が軽くなって気分が良くなります。
気分が良くなった時に生まれるエネルギーを良い人役のエンティティが受け取って、この人は幸せな気持ちになれる人だからまたサポートしたいと思ってまた手助けしてくれます。
こういう感じで豊かさの循環が生まれてどんどん幸せになります。
契約はしないけど、悪役さんと同じようなことが起きています。
悪役エンティティは、悪「役」でしかない
そもそもなんで悪役がいるの?
助けてくれる存在だけでいい!怖いからこないでほしい!
と毛嫌いする気持ちが生まれるかもしれません。
悪役さんは、名前の通りただ役を演じているだけ。
ドラマや映画の悪役にハラハライライラさせられたりしますが、そのおかげで最初からずっとほのぼのした作品よりも最後のハッピーエンドが心から良かったと思えたります。
それと同じで、悪役エンティティのおかげで幸せを感じた時によけいにありがたく思えるのです。
それからもう一つ、負の感情があることを気づかせてくれるのでその感情を手放すきっかけになってくれます。
これは悪役さんたちは意図してないのですが、わたしたちにとってはメリットです。
彼らは契約時に「楽にさせる」と言うけれど、気分よくい続けられるとエネルギー源がもらえないため、負の感情を煽ってくるのです。矛盾してますね。
痛い感情があることがわかれば対処ができるので、今後それを感じなくて済むように癒したり受け入れて終わりにすることができる。
そうすると悪役さんのエネルギー源が減っていって、だんだんと寄ってこなくなります。
悪役さんと契約してると気がついたら、ある意味ラッキーなんです!
契約完了の流れ
悪役エンティティとの契約には、期限が定められていません。
契約が満了になる条件は、契約を受け入れた本人が「この嫌な気持ちはもう十分味わったから手放す」と、この契約を終わりにすることを決めた時です。
セッションを受けることが決めたと言うことになります。
この契約では人間社会のように契約書を交わしているので、契約が期間満了になったことを伝え契約書を出してもらいます。
その契約書を破棄すると契約が完全に完了するので、契約をしていない悪役さんがその人の中に留まる理由はなくなります。
なので悪役さんにその人の世界から完全に出て行ってもらいます。
このあとに負の感情が生まれる元になるストーリーも完了するのでエネルギー源がなくなるため、このストーリーに限っては悪役さんが戻ってくることはありません。
宇宙には地球以上に悪役エンティティのエネルギー源がたくさん生まれる星があるので、そっちに行った方が得だと言うことを伝えると喜んで向かって行きます。
これで契約は完了です。
契約が終わると、比較的すぐ気持ちに変化が現れます。
わたしは悪夢から目が覚めたような気持ちになったりします。
感覚は人それぞれですが、気持ちが軽くなったり前向きになる、冷静に考えられるようになるなどスッキリするのでぜひ感じてみてください。